PC工法とは
始めに「PC」とは、プレストレストコンクリート(Prestressed concrete)の略称です。
建築業界では、かなりポピュラーな用語で、プレストレストコンクリートで作った建物を「PC構造物」や「PC建築」と呼んでいます。
建物や構造物を作っていく際に、コンクリートだけでは強度が弱いため コンクリートの中に鋼材などを通して強度を高めます。
中に通すだけでは、強い力がかかった際にひび割れを起こしてしまいます。
それを防ぐために、PC鋼材を両サイドから引っ張り、
圧縮力を加えて強化することで、ヒビ割れを防止し、建物や構造物の寿命を長くすることができます。
作業風景
事業内容
PC橋梁工事は、鉄筋コンクリート橋の中にとPCケーブル鋼材を埋設し、
両端から緊張圧縮を加える事で更に強度を持たせる工法で、
全国の高速道路高架橋や電車・新幹線の高架橋に幅広く採用されています。
PC橋梁工事は、鳶工が作業のための足場を固め、大工が型枠を組立て、
鉄筋工が鉄筋を組み上げるなど様々な工種・たくさんの職人達が持てる技術と経験を結集し大きな構造物を作り上げる仕事です。
我々の仕事はその中のひとつ、PCケーブル鋼材の設置を主に、
鳶工・大工・鉄筋工の補助からコンクリートの打設・躯体の仕上げまで広範囲に渡ります。